団体概要
「つむぐ・ね」は、地域と子どもたちを土台から支える“根っこ活動”を目的に誕生しました。
いまの社会には、どこか閉塞感が漂っています。
その背景には、「今だけ・金だけ・自分だけ」といった、過度な個人主義の広がりがあると私たちは考えています。
消防職員として地域に関わるなかで、そして自治会やPTAの活動に携わるなかで、私は“お互い様”の心を前提とした地域のつながりが、失われている現実を目の当たりにしてきました。
自治会の加入率は5割台へと減少し、子ども会の数もこの10年で半減。
さらにPTAさえも解散に追い込まれる学校が出てきています。
かつて私たちが大切にしていた“日本人の美徳”とは、
たとえば、落とし物を拾って交番に届けるような誠実さ、
地域の行事で自然と役割を担う協力の心といった、日々の中に息づくさりげない思いやりや責任感ではないでしょうか。
こうした心が薄れてしまった現代社会で、子ども達は自分たちの住む地域を“誇り”に思えるでしょうか?
これからの時代は、国境も常識も大きく変わるボーダレスな時代。
知識だけでは通用しない社会がすぐそこまで来ています。
「つむぐ・ね」は、そんな未来を生きる子どもたちが、地域や社会に誇りを持てるように。
まずは手の届く範囲から、根を張るように一歩ずつ、活動を積み重ねていきます。
“つむぐ・ね”は、子ども達が家族に誇りを持ち、
郷土に誇りを持ち、日本に誇りを持てる社会を実現します。
ミッション
~私たちの使命~
地域と子どもたちの“根っこ”を支える
子どもたちが誇りを持って生きられる未来のために、
「地域防災」「体験教育」「食の安全」
を柱とし、地域の一人ひとりと“お互い様”の関係を紡ぎなおす活動を行います。


ビジョン
~私たちが目指す未来~
つながりを実感できる、
しなやかで強い地域社会の再生、
誰かが孤立しない社会。
地域の中に「居場所」と「出番」がある社会。
子どもも大人も、自分の地域を“好き”だと胸を張れる未来。
バリュー
~私たちが大切にする価値観~
-
お互い様の心
助け合い、支え合う“ゆるやかな連帯”を育てます。 -
足元からの一歩
大きな変革ではなく、身近なところから誠実に行動します。 -
こども真ん中
すべての活動の中心に、子ども達の声と成長を据えます。 -
共に育つ
「支援する側/される側」ではなく、共に学び、共に育つ姿勢を大切にします。
